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まち角

2019.06.27

 雨が遠い。24日現在、県内主要18ダム中、11ダムの貯水率が40%を切った。平均貯水率も30・5%と昨年の4割以下。心配された田植えはなんとかなったが、これからが案じられる▼梅雨入りも遅れ、観測史上最も遅い1967(昭和42)年の6月22日を更新した。気象予報士が、神妙な顔で「予報が当たらずスミマセン」と謝っていた▼先日、取材で訪ねた志摩小金丸の熊野神社で、春ウコンの花をいただいた。花だと思った淡いピンクは葉が変化したもので、その下の遠慮がちな黄色い部分が花。黄緑色の葉との3色の淡い調和が可憐(かれん)で美しい▼その花が咲く神社入り口の花壇は、前宮司の奥さん片岡素子さん(65)が30年以上丹精してきた。参拝客が境内に至る階段を上る前に、少しでも楽しんでもらえたらと始めた。今は、ウコンに加え、アジサイやサツキの花が競うように咲く。参拝後、階段の途中から見下ろすと、また違った趣を見せてくれた▼自然は、時に人の命や財産を脅かす。人は、その自然と向き合い、手を携え生きてきた。その恵みに感謝し、その脅威におびえ、経験、知恵、工夫を駆使して付き合ってきた▼長く降らない雨が降ると、まとまった雨量になることもあるそうだ。今年の状況と、九州北部豪雨発生の一昨年との類似性を指摘する専門家もいる。四季の移ろいを楽しみ、自然の動きに目を凝らし、さまざまな情報に耳を澄まし、災害から身を守る知恵や工夫を惜しまないようにしたい。

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