糸島新聞
創刊100周年

糸島新聞社
1917年(大正6年)創刊
福岡県糸島市前原東1-8-17
TEL:092-322-2220
FAX:092-324-5115
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まち角

2019.03.14

 少しだけ、自慢します。糸島新聞社は創刊以来、百年分の紙面を全てデータベース化しています▼1932(昭和7)年9月4日には、こんな記事が載った。「1日から北鐵停車場開始」の見出しに、「糸島中学校前駅開業。通学生にとっては、多大の便利になって居る。従来、自転車通学の向なども大部分汽車に依る事となろう」の記事が続く。北鐵とは北九州鉄道の略称。大正時代から博多―唐津間の鉄道を建設・運営した私鉄。後に国に買収され、筑肥線になる▼その後、同駅は1937(昭和12年)年10月、北鐵の国有化とともに「浦志駅」と改称し、戦時下の1941年に、上高田駅などとともに廃止となる▼今週末、筑前前原駅と波多江駅の間に「糸島高校前駅」が開業する。糸島中学校前駅の名前が消えてから、実に81年ぶりの復活ともいえる▼新駅は糸高生だけでなく、近隣の小中高生も見守る。筑肥線新駅建設促進会が、同校出身の彫刻家原田新八郎氏の母子像を南口に移設。北口にはロータリー、ライオンズ両クラブが時計塔を寄贈した。それらを含む駅は、子どもたちにとって、ふるさとの風景になっていくのだろう▼本紙面の4―5面に、その新駅の特集を組んだ。取材して、地元の皆さんの新駅への熱い期待を、改めて感じることができた。その期待に応え新駅が糸島に貢献してくれること、そして、糸島の人たちがこの駅をずっと大事にし、いつまでも続きますようにという願いも、紙面に込めた。

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