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学校優秀賞と高原さん優秀賞 前原東中が毎日俳句大賞で

2021.02.12

校内廊下に掲示された自身の句を紹介する高原さん

 第24回毎日俳句大賞(毎日新聞社主催)に、糸島市の前原東中学校1年生の俳句220作品が出品され、こどもの部の応募、約1万2千句の中から、高原心(こころ)さん(12)が優秀賞5句の一つに選ばれ、さらに同中は学校優秀賞(全国で10校)を受賞した。

 同中では1年生240人が国語科(田中裕基担当教諭)で俳句指導を受け、毎週1~2句の俳句を詠む。月曜日までに提出した作品を田中教諭(32)が俳句の指導者、安河内ちえ子さんに選句を依頼し、選句結果をまとめ木、金曜日の国語授業で生徒に解説を加えながら配布。6月の休校明けから毎週実施し、1日提出分で30回となった。「伊都国俳句大会」や「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」などの外部の大会にも参加している。

 田中教諭は俳句指導について「自然のものを見る力、感性を育みたいと、生徒と1年教員16人も一緒に取り組んでいる」と話す。

 優秀賞に選ばれた高原さんの作品は「自転車にくもが糸はる月曜日」。月曜日の朝、学校に行こうと自転車のハンドルを見ると、ブレーキとハンドルの間にクモの糸を見つけた感動を詠んだ。田中教諭は「週初めの月曜日、ただでさえ学校に行くのに慌ただしいのに、その情景を句にできる優しさ、温かいまなざしが伝わってくる」と評価した。

 高原さんは「『おめでとう』と友人から声を掛けられ驚いた。これからも、通学途中の『夕焼けきれいだな』など自然に目を向け、俳句を作り続けていきたい」と喜びを語り、田中教諭は「子どもたちの感性が外部の大会で学校優秀賞として評価され、優秀賞も出たことはうれしい。1年から2、3年へと俳句の学びを生徒と共に深めていきたい」と話していた。

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