糸島新聞
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ハマグリで貝合わせ 志摩中2年生が作成

2021.03.12

貝の最後の仕上げをする生徒

水揚げ量日本一のマダイをPRする貝合わせ

 糸島市志摩の志摩中の2年生約150人が家庭科の授業で、同市加布里産ハマグリの殻の内側に絵を描いた「貝合わせ」を作った。生徒の作品は、同市志摩のJF糸島志摩の四季で4月4日まで展示される。

 貝合わせは、左右の貝殻が同じ貝でなければピタッと合わない特長を生かし、絵や文字が描かれた1組のハマグリの片方をふせて、トランプの「神経衰弱」に似たルールで遊んだとされる。平安時代ごろに貴族の間で流行した。

 加布里湾は、日本でも数少ない天然ハマグリの漁場。糸島漁協加布里支所のハマグリ会は、漁の時期や1日にとる量、5㌢以下の貝は放すなどのルールを徹底して資源を守っており、福岡市や関西などの市場に出荷されている。

 「地元産のハマグリに親しんでほしい」と、県水産海洋技術センター(福岡市西区今津)と加布里支所が2年生全員分の貝殻を提供。家庭科の髙井優子教諭が「糸島をPRする貝合わせを作ろう」と呼びかけ、生徒が制作に取り組んだ。

 生徒たちは、水性ペンなどを使い、糸島の農業や水産業などについて書かれた「いとしま学」のテキストを参考にしながら、貝にマダイやイチゴ「あまおう」、市の花「ハマボウ」などの絵を描き、もう1枚にマダイなら「水揚げ量日本一」などのPR文を書き込んだ。

 最後に絵を保護する塗料を塗り、完成。髙井教諭は「志摩の四季の展示を見た観光のお客さんに糸島の魅力を知ってもらえれば、君たちの活動はとても価値のあることだと思う」と生徒に語りかけていた。

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