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「地域に回るお金、1%増やそう」藻谷氏 アグリコラボ10周年講演

2019.05.30

「農業は大成長産業」と話す藻谷浩介さん

 糸島地域の農業者、JA糸島、九州大大学院農学研究院や行政でつくる「糸島農業産学官連携推進協議会」(通称・アグリコラボいとしま、岩城賞弘会長)が発足10周年を迎え、記念の講演・パネルディスカッションが25日、福岡市西区元岡の同大伊都キャンパス・稲盛財団記念館稲盛ホールであった。100人を超す参加者は、糸島農業の未来を見詰めた。

 「農業から踏み出すまちづくり~糸島への提言」の題で記念講演をしたのは、『里山資本主義』『デフレの正体』の著書でも知られる日本総合研究所調査部・主席研究員の藻谷浩介さん(54)。

 国内の農業分野の最近3年間の売り上げが、肉関連138%、鶏卵131%、果物112%など伸びが目立つとして、「人口減少の中、農業は大成長産業。値段が少々高くてもおいしいものを買う人が増えていて、丹精込めて作った人はもうかるということ。糸島の時代が来ている」と強調した。

 その上で、「地域活性化は知名度が上がるだけでは駄目。地域の産業の売り上げが増え、地域内でお金が循環しないといけない」と藻谷さん。コンビニで買っているものを直売所で購入するなど、地元で消費するものを意識的に地元産にする「地消地産」がキーワード、と指摘した。

 「地元の人から買うのを1%増やせばいい。体重100㌔の人は1㌔なら減らせる。1人の年間消費額が200万円なら、人口10万人の糸島では地域の売り上げが年間20億円増える。それは人件費に直せば千人分。みなさんがちょっと協力するだけでできる」と実践を呼び掛け、糸島への提言とした。

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