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「前原に面白い人が集まる拠点へ」 九大の学生団体、改装資金募る

2019.09.19

部屋の壁をはがし、学生たちで本格的な改装に入っている「TD9」。右が松本代表

 糸島市の前原商店街の一角にあり、1年前から九州大の男子学生が1人(一時期2人)で住む築約50年の貸家(5LDK)が、九大生のシェアハウスと部外者が格安で泊まれるゲストハウスを兼ねた、「面白い人が集まり、まちを魅力的にする拠点」へ生まれ変わろうとしている。

  ☆大人全員面白く

 昨年10月から住んでいるのは、糸島の地域活性化に取り組む団体「iTOP(アイトップ)」の前代表、松本崇人(たかと)さん(21)=同大21世紀プログラム4年。今は、前原地区に学生が来る流れを目指す同団体の「ENGAWA(えんがわ)プロジェクト」(15人)代表を務める。

 松本さんは、福岡市西区の伊都キャンパス近くのマンションで3年間過ごした。隣人の顔を1年半知らず、まちに愛着を覚えなかった。ところが、偶然入った前原の居酒屋で「兄ちゃん、若いね」と声を掛けられ、出会った大人全員が面白かったことに衝撃を受け、前原へ引っ越した。

 大家さんは松本さんに、「ここを使って何か面白い事業をするなら貸そう」と変わった条件を提示。貸家を「TD9(ティーディーナイン)」と名付けた。

 ☆「こんにちは」連発

 人懐っこい松本さんは、前原夏祭りの山笠や町内会のバレーボール大会などに積極参加。打ち上げにも顔を出す。前原西町行政区内が知り合いだらけになり、まちを歩けば「こんにちは」を連発する毎日に。

 同プロジェクトは当初、TD9をシェアハウス化し、九大生のたまり場にする構想だった。だが、「毎日違う人が出入りする場があれば、新しいつながりや新しいことが生まれる。それが商店街の魅力を引き上げるのでは」の意見も出て、ゲストハウス開設も決定。

  ☆意欲的な連絡も

 松本さんの奮闘を知った九大生から、「前原でカフェをやってみたい」など意欲的な連絡が入るようになった。

 急がれるTD9の改装。だが、雨漏り補修や浴槽交換など想定外の費用が掛かり、メンバーは苦境に。インターネットの力を借り、8月下旬から今月27日まで、クラウドファンディング(CF)で50万円の改装資金を募っている。

 CFサイトは「俺たちが虹になる~糸島の商店街に彩りを加える大学生の挑戦」で検索を。

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