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九大「国際村」夏に始動 留学生寮7月竣工、ホテルは来年1月開業 セトルと糸島市「交流促進の拠点に」

2020.03.1

研究者や観光客の宿泊を想定している「グローカルホテル糸島」の完成イメージ(セトル提供)

九大生と留学生が生活する国際寮「セトルインターナショナル」の完成イメージ(セトル提供)

 九州大伊都キャンパス(福岡市西区、糸島市)の留学生が居住し、研究者が滞在できる施設をキャンパス南側の糸島市泊カツラギ地区に整備したいと、糸島市が2017年5月に発表した「糸島市九州大学国際村構想」がこの夏、形になって利用が始まる。同市と共に構想に取り組む不動産賃貸業「セトル」(直方市、一尾泰嗣社長)が21日、「国際村」に建設中の国際寮とホテルの概要を説明した。

 国際寮「セトルインターナショナル」は鉄筋コンクリート造の6階建て。家具、家電付きで広さの違う2種類の1R(ワンルーム)タイプが計240室。1日2食の食事(ハラール基準を部分的に満たす「ムスリムフレンドリー」)付きで、コミュニティスペースや学習室、礼拝室を備える。7月竣工(しゅんこう)予定で、早ければ8月下旬から入居できる。九大生の他、留学生80〜120人を受け入れる。

 一方、来年1月オープン予定のホテルの名称は「グローカルホテル糸島」。鉄筋コンクリート造の4階建て。客室は85室(シングル48室、ツイン27室ほか)。立食で120人収容できるコンベンションスペース(会議場・宴会場)を設ける。ビュッフェレストランは、同社が近くで営業するフレンチレストラン「太陽の皿」が、リニューアルオープンする形で入る。

 同社はホテルの客室稼働率の目標を60〜70%と示すものの、「九大関係者や観光客の利用者がどのくらいになるかは未知数」(一尾社長)とする。ホテル近くでやはり同社が運営する、温浴やフィットネスなどを備える健康複合施設「元気くらぶ伊都」との連携も検討している。2施設の総工費は34億円という。

 国際村構想をベースに、糸島市と九大、セトル、西日本シティ銀行、西日本フィナンシャルホールディングスの5者は、17年に「地域の国際化に関する協定」を締結。その後、福岡銀行も協力している。

 一尾社長は同日の記者会見で、「(留学生と)地域の皆さまとの交流、海外から来られた人のニーズを見極めながら、事業展開できたらいい」と決意を見せた。同市の月形祐二市長も「(国際寮で暮らす)留学生の生活支援、地域との国際交流の促進をしっかり進めていきたい」と語った。

 市は構想実現化の第2弾として、国際村の南側で今後、区画整理事業を展開し、住居スペースとともに商業スペースも生まれることで、学生、留学生らの生活利便性が上がっていくとの見通しを示した。

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