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九大行きバス、便数1・5倍 「伊都キャン」人口増に対応 10・1、後期開始

2018.09.27

九大発着バスの乗客5割増をにらみ、 九大学研都市駅前に新設された乗降場所

九大北口前に整備された昭和自動車の「伊都営業所」

  九州大伊都キャンパス(福岡市西区、糸島市)への統合移転が9月末で完了し、同大の後期授業が10月1日から始まる。学生・教職員の数は、前期終了時より数千人増え1万8700人に膨れる。通勤通学ラッシュ時はキャンパス周辺がどんな状態になるのか。バス会社は既に運行ルート変更や、1日からの増便ダイヤを敷いているが、混乱が起きないか不安視する向きもある。

 通勤通学時、伊都キャンパスに向かう学生・教職員で混み合うJR九大学研都市駅。ここからキャンパスまでのバス運行を担う昭和自動車(佐賀県唐津市)は8月21日、キャンパスのイーストゾーン(文系地区)開設に伴い、同ゾーンに向かう運行ルートを設けた。平日の同駅→キャンパスの路線・便数は、3路線・101便だったが、同日から4路線・134便に(8・9・3月の特別ダイヤ)。10月1日からの通常ダイヤは、同駅→キャンパスの139便が1・6倍増の226便になる。

 一方、糸島市が運行する同市コミュニティバス・九大線(前原駅北口発など4路線)は、1日から同大への入構が全て南ゲートからとなり、ウエストゾーン(理系地区)経由でイーストゾーンまで向かうルートに変更。現在のマイクロバス車両(最大37人乗り)は中型車両(同55人乗り)に変わり、こちらも乗れる人数が1・5倍に増える。名称も1日以降、「糸島市コミュニティバス」から「九州大学線(糸島)」に変更の予定。

 統合移転に伴うバス通勤通学者数の伸びが、便数増や車体規模の変更で吸収できたとしても、「雨の日はどうしようもない」(理学部1年生)と心配する学生は少なくない。日頃、自転車、バイクで通う学生たちがバスになだれ込むからだ。ある職員は「10月1日が雨だと、バスがどれほど混雑するか想像もつかない」と漏らした。

  ◇    ◇

 「伊都営業所」新設

 九大伊都キャンパス発着の増便体制に対応するため、昭和自動車は8月下旬、福岡市西区桑原と糸島市志摩桜井にまたがる九大北口前に、伊都営業所(敷地面積約2600平方㍍)を新設。同営業所に入るのは、九大線、西の浦線、マリノア線のバス計42台。

 前原駅北口発の野北線の終点は、谷バス停から伊都営業所へ延伸された。

 同営業所の小島裕之所長は「九大、福岡市、糸島市などと協議し、経路を決めいよいよ10月1日のスタートを迎える。遅延やバス不足など迷惑を掛けないよう、順調にスタートを切りたい」と話している。

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