糸島新聞
創刊100周年

設置販売店
ファミリーマート
  • 二丈福吉店
  • 前原末永店
  • 糸島加布里店
  • 志摩可也小学校前店
  • JR筑前前原駅前店
  • 福岡周船寺1丁目店
糸島新聞社
1917年(大正6年)創刊
福岡県糸島市前原東1-8-17
TEL:092-322-2220
FAX:092-324-5115
itoshin@blue.ocn.ne.jp

ニュース
News List

児童の安全守れ 児童用の階段など設置 波多江小

2020.07.31

児童用階段の前でテープカット

 国道202号がすぐ横を通る糸島市の波多江小(川邊哲雄校長)で、登下校中の児童を交通事故から守るため、車専用の校門と児童用の階段を分けて開設する工事が完了した。21日、同小で児童や地域の代表者らが参加してテープカットが行われ、同日の下校時から供用を開始。学校そばの横断歩道の両岸には、児童らが滞留できるスペースも確保した。

 きっかけは、昨年11月に連続して発生した交通事故。同22日、国道から左折してきた車と男子児童がぶつかり、足を骨折する大けがを負った。同29日には、赤信号を無視した軽乗用車が、横断歩道を横断中の男子児童2人と接触し、児童が軽傷を負う事故も起こった。

 2件の交通事故を受け、道路管理者である国や糸島署、同小、市などが協議。現在は、教職員の車が出入りする校門と児童のためのスロープが学校の東側にあり、また南に向かう車や、朝の時間帯には自転車通学の高校生も行き交うなど、子どもと車、自転車の動線が交差し、事故が発生する危険があった。

 そこで、新たに学校の北側に児童専用の階段と、車が通る校門を設置。待機スペースがなかった横断歩道には、滞留場所を両側に取り付けた。総事業費は約1185万円。

 この日行われた竣工(しゅんこう)式には、6年生の児童代表約20人や来賓らが出席。波多江校区区長会の吉岡愛一郎代表は「ここは非常に車の多いところ。歩道が広くなったからと油断して、ふざけて車道にはみ出ることなく、常日頃から交通安全に努めてほしい」とあいさつ。

 児童を代表し、小田海來(みらい)君(11)が「出来上がった門を見ると、歩道が広くなっていて、より安心して通学できると思った。これからは、今まで以上に交通ルールを守るように気を付けたい」と決意を語った。また区長会から、サプライズで学校に花が贈られ、吉岡代表らが川邊校長と小田君に手渡した。

 川邊校長は「新しい校門や児童用の階段が出来れば、児童と車や自転車が交差することが減ることで事故の危険が少なくなり、子どもの安全が守れるのではないか」と期待。小5の長女が同小に通う保護者の女性は「今までは危険を感じていた。歩車分離になって一安心」と喜んでいた。

ニュース一覧