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応援と感謝地域に届けよう 西中3年236人はがきで
2020.08.7

生徒が心を込めて描いたはがきの数々と3年ブロックリーダーのメンバー
糸島市の前原西中3年生生徒236人が7月31日、新型コロナウィルスの影響を受けている地域の医療機関や商店などへ、応援と感謝の気持ちを込めてはがきの絵手紙を描いて送った。
コロナ禍で体育祭、中体連など学校行事が相次いで中止となる中、「落ち込んではいられない。地域の人に感謝を込め、みんなを元気にしよう」と企画。5月の体育会に向け全校生徒のリーダーを務める予定だった3年ブロックリーダー12人が、各クラスの生徒に呼び掛けた。生徒たちは自宅で下絵を描き、総合学習の時間を使って1人1枚のはがきを仕上げた。
はがきには、感謝の言葉や応援メッセージと絵を描き入れ、医療機関への手紙には「私たちのために頑張ってくれてありがとうございます。うがい、手洗いを心掛けます」や、給食納入業者には「おいしい食材をありがとうございます」などと添えられている。
山田聖哉(まさや)リーダー長(15)は「中体連、体育祭、バザーなど全ての行事が無くなり、地域の人とのふれあいの機会も無くなった。力を尽くしてくれている多くの人に感謝が伝わればうれしい」と話した。