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卒業式、今年も時短に 糸島市立小中学校
2021.02.12

新型コロナ対策のため、卒業式は昨年同様、規模を縮小(写真は昨年の様子)
新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、糸島市教育委員会は今年も昨年同様、卒業式の式典時間を短縮したり、参加人数を最小限にしたりするなど、規模を縮小して感染予防に努めることを決め、各学校に通知した。
卒業式は、中学校が3月12日、小学校は同17日を予定。市教委が示している式次第の例では、開会の辞▽国歌斉唱▽卒業証書授与▽校長式辞▽卒業を認める教育委員会告辞▽在校生送辞▽卒業生答辞▽校歌斉唱―としている。
来賓は、PTA役員代表のみとし、市長やPTA会長による来賓祝辞は取りやめる。在校生の出席は、代表児童生徒のみに限るなど、必要最小限の人数とする。
在校生送辞や卒業生答辞、教育委員会告示などは、内容を簡素化し、短縮。国歌と校歌の斉唱は、マスクを着用したまま行う。卒業証書を渡すタイミングを早めるなど、式典は60分(小規模校は60分以内)に収まるよう工夫する。
保護者の参加人数については今後の感染状況を踏まえ、2月中に判断する。式典の実施に際しては、マスクの着用や手指の消毒など、感染予防を徹底する。
市教委は「参加制限が必要な場合、保護者がオンラインで式の様子を見ることができるかとか、各学校で検討してもらっているところ。新型コロナの感染状況により変更もありうるが、子どもたちのためにも卒業式ができるよう、最大限努力する」としている。