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特色ある新設クラスや新設科、来年度誕生 糸高に「看護・医療系クラス」糸農に「動植物活用科」など

2021.12.10

糸農に新設される「動植物k活用科」の実施イメージ

糸高の学校説明会で「看護・医療系クラス」の設置が紹介された

 県立高校の魅力を高める取り組みの一環として、来年4月に糸島高校と糸島農業高校でクラス・学科が新設される。地域や大学と連携した課題解決を伴う学習活動や、ニーズに応じた職業教育を提供し、生徒が希望した進路を地元の高校で実現できる環境を整備する。

 糸高は、来年度入学者の2年次から「看護・医療系クラス」を新設。4年制大学の看護・医療系学部、学科への進学に特化したクラスで、病院実習や介護実習などの医療体験と外部講師による講話、看護医療系大学での講義や施設見学を通して、生徒の進む将来像を明確にし、チーム医療や患者の生活の質について、学び自ら考えるプログラムを用意する。

 同校担当者は「様々な医療体験が志望動機を高めることにつながるはず。また病院での体験を通し、看護師
一方、糸農高ではこれまでの農業技術科と農業経済科がなくなり、「園芸技術科」と「動植物活用科」が新設される。

 園芸技術科では農業後継者、技術者、農業関連産業など幅広く社会に対応できる人材を育成する。2年次からは「野菜園芸」と「草花園芸」の2コースに分かれ、地域の農家をゲストティーチャーとして生産、経営を学ぶ実践的学習を行い、生産、流通、加工についての課題解決学習に取り組む。

 「動植物活用科」では、牛や豚の産業動物やペットの飼育や知識、技術を身に付け、農業や農業関連産業に携わる人として、地域振興の担い手となる人材を育成する。2年次からは「動物活用」と「地域資源活用」の2コースに分かれ、「動物活用」では肥育牛の管理や肉質向上の研究をする。また、保護施設と共同で犬を保護し一定期間飼育を行い里親へ譲渡する実践的学習も行う。

 「地域資源活用」コースはカキ殻や放置竹林、野菜・果樹残さなどの地域資源の有効利用に向けた課題解決型学習。また、生産物を使って、地域の人や地元の小中学校生、企業と連携し加工と流通を学ぶ生徒主導型学習などを行う。

 同校担当者は「糸島のブランドを生かして地域活性化に貢献できる生徒を育てたい。生き物、自然、環境が好きな生徒が地域の人とつながり、生きた教材を使って将来どのように地域の中で生きていくかを学ぶことができる糸農です」と話す。

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