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伝統の梅ちぎり桜野小 季節の学び、地域の力で

2020.06.12

竹の棒で梅を落とす6年生のそばで梅を拾う児童たち

 糸島市の桜野小(岡村敦子校長、104人)で5月28日、約80年続く伝統の梅ちぎりが行われた。例年なら保護者らも参加して行われるが、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から密集を避けるために、児童だけで実施した。

 臨時休校が続く中、梅の実は大きくなって収穫時期が近づくので、岡村校長や教職員は「今年の収穫はだめかも」と案じていた。しかし、21日から分散登校で学校が再開され、児童だけで収穫しようと決め、保護者に連絡すると、地域の有志が一人、また一人と梅林に来て、下草刈りなどをしてくれた。

 当日は18人の6年生が参加。先端に布を巻き付けた2㍍ほどの竹の棒を家庭から持参し、下級生が見守る中、梅の実を落としていった。1年生から5年生の児童は、ビニールシートの上に落ちた梅を拾い集め、袋詰めした。収穫後、すぐにPTA役員が校門前の広場で、ドライブスルー方式で地域の人に1・5㌔500円で販売を開始すると、約100袋の梅が瞬く間に売り切れた。3年生の井上頼人君(9)は「今年はちょっとしか採れなかったけど、梅ちぎりが出来てよかった」と笑顔を見せていた。

 無事梅ちぎりを終え、岡村校長は「梅林は地域の宝物。地域の人も伝統の梅ちぎりを守ってくれている。梅林を通じ子どもと学校、地域がつながっているのですね」と話していた。

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