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未来の宅配便をプログラム 一貴山小5年生学習報告会
2020.11.20

タブレットでプログラム修正し、mBOtで宅配体験をする 児童ら
昨年度から糸島市教育委員会の研究指定校として、プログラミング教育の研究推進に取り組む一貴山小学校(藤井浩幸校長、143人)で5日、5年生のプログラミング教育の研究授業があった。
「私たちの生活を豊かにする未来~未来型宅配便体験~」の授業の中で、児童たちは仮想の町でコンピューターを使ってプログラミングを行い、ロボットの宅配便「mBot」を動かし宅配の模擬体験をした。
24人の児童たちは、3人ずつのチームに分かれ8台のタブレット端末を使って、「1丁目1番地の藤井様に荷物を届け、4番地の井手様から荷物を受け取る。家の前で音を鳴らす」などの指令カードをもとにプログラムする内容を把握し、3人で相談しながら直進、右折、左折、停止の動き、止まったら音を鳴らすなどをプログラムし「mBot」を操作した。右折で曲がり過ぎたら、車輪の速さを調整するなどプログラム修正をしながら、目的の2軒の宅配をやり遂げた。
3人のチームは、試行錯誤しながらみんなで考え、確かめ、交代してみんなで操作する―を繰り返し、お客様の要望に合った動きを「mBot」にプログラムし、作動させた。
授業のまとめで担任の浪口香織教諭は「宅配便のプログラムで、お客様のことを考え、試行錯誤しプログラムを修正することを学んだ。何度も何度もチャレンジすることが大切と分かってもらえたら」と話した。
同小のプログラミング教育研究内容はDVDで市内の小学校に紹介される予定。