糸島新聞
創刊100周年

糸島新聞社
1917年(大正6年)創刊
福岡県糸島市前原東1-8-17
TEL:092-322-2220
FAX:092-324-5115
itoshin@blue.ocn.ne.jp

ニュース
News List

伊都国俳句大会、初開催 特選は高祖さんと大嶋さん 小中生応募754句

2018.11.29

伊都国俳句大会であいさつする中川会長

 糸島市内の句会や俳句愛好者により今年結成された糸島俳句協会(中川蜩人会長)による初の俳句大会「第1回伊都国俳句大会」が25日、波多江公民館で開かれ、大勢の人が俳句の楽しさを分かち合い、秀句を詠むこつを学び取っていた。

 中川会長は「旅すれば俳句…芭蕉と曾良(そら)」の題で基調講演。松尾芭蕉が江戸時代に山形市の立石寺に参詣した際に詠んだ句「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声」(紀行文・おくのほそ道の一句)を引用し、俳諧師だった芭蕉が旅に出て、各地の道を歩き俳句を詠んだことに触れ、「俳句の神髄は体験して生まれるものの中にある。体験の中から俳句を詠んでいただきたい」と強調した。

 表彰式では一般応募句294作品から選ばれた特選3句、優秀作品6句が表彰された。また小中学生の応募句754作品の中から30作品が発表された。応募者の最高齢者の青木よしえさん(92)=同市三雲=と2番目に高齢の川上清子さん(89)=同市二丈=には、後援の糸島新聞社から「寿賞」が贈られた。

 中川会長は特選に選んだ高祖(こうそ)洋子さん「農耕を糧に銀河の下に住む」の句を「質実な暮らしの中で銀河が作者を見つめており作者に生きる力を与えている。映像としても美しい句が詠まれた」と選評した。

 特選・優秀は次の通り(優秀句は割愛、敬称略)。

 古賀伸治選【特選】添いし日のいとも短し墓洗ふ(富・大嶋妙)【優秀】茂木正路(西区富士見)、小峰ヤヨイ(志摩師吉)▽金子三郎選【特選】農耕を糧に銀河の下に住む(高祖・高祖洋子)【優秀】木下武久(早良区)、小坂井美恵子(志摩)▽中川蜩人選【特選】農耕を糧に銀河の下に住む(高祖・高祖洋子)【優秀】河野重雄(早良区)、平川洋子(東区)。

ニュース一覧