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緊急事態宣言、不安と模索 糸島も休業、キャンセル…スーパー平穏

2020.04.12

臨時休業の飲食店も目立ち、閑散としていた前原の繁華街「イリスロード」=7日午後8時ごろ

国道202号から見える位置に案内板を出した温泉施設「きららの湯」

 新型コロナウイルスの感染拡大に備え、7日に出された緊急事態宣言。福岡県は対象地域となり、人と人の「接触機会」を減らすよう求められる。糸島はこれからどんな影響を受けるのか…。同市前原駅南の寿し店「旨海寿(しみず)」は、市内で1人目の感染者が出たのを知った1日に臨時休業の検討を始めていた。宣言が出た7日、当面5月初めまでの休業を決めた。

 来店客に席を空けて座ってもらうなど感染防止に努めてきた清水宏幸店主(46)。「来店客や従業員とその家族の安全を考えた。外出自粛で売り上げが落ちていたことも一因」と説明し、「感染を広げる可能性もあり、今できることは休業だった」と話した。前原地区の飲食店では、臨時休業の告知をドアに貼る店が、ぽつぽつと出ている。

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 市内の美容室の女性店長によると、4月の第1週まで、新型コロナの感染拡大により売り上げが特に落ちた感じはなかったが、高齢者や幼い子どもを家族に抱えるお客さんの間で、「コロナが心配だから」と予約をキャンセルするケースが少しずつ出始めたそうだ。同店は2日、店の入り口に「お客さまとスタッフの健康と安全を守るため」と、感染予防策を記した紙を貼った。ドアノブを1時間に1回アルコール消毒、マスク着用のまま施術できる―などを伝えている。

 一方で、店長は「子どもに家で自粛させているのに、私が仕事を通じて感染したらと思うと心配。でも、仕事をしないと収入はなくなるし…」と不安の色を隠さなかった。

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 「食料品が残っているか心配だった」

 緊急事態宣言が出る直前の7日午後5時40分すぎ、糸島市波多江駅北のスーパー「生鮮市場マルコーバリュー」(幸田敏治社長)。仕事を早めに切り上げたという40代の女性=同市志登=は媖買い占めなどの混乱もなくいつも通りの店内を見渡し、「安心しました。買ったのは2〜3日分の野菜や肉類など」と胸をなでおろした。

 山下万里子店長は「宣言後の営業も通常通り。パスタなど一部品薄状態のものもあるが、食料品が無くなることはない。焦らずに普段通り、要るものを要る分だけお買い求めいただければ」と話した。

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