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「3密」回避、知恵絞り 園児に細かく指示 葬儀参列者を制限

2020.05.1

感染予防のため手洗いや手指消毒を徹底する園児たち=深江保育園

新型コロナウイルスの感染拡大につながる「密閉・密集・密接」(3密)をいかに避けるかが、社会の重要課題という認識が定着する中、さまざまな施設でひと工夫入れた取り組みが広がっている。

施設の性格から「3密」になりやすい保育園では―。新年度当初の園児(0〜5歳)在籍数が102人の糸島市二丈深江の深江保育園(濵地芙紀子園長)。市から保護者への登園自粛願いが出された4月9日以降、医療従事者など社会機能の維持のため働かなければならない家庭の子どもを、17人(4月28日時点)預かっている。

保育士たちは、手洗いや手指消毒の徹底、出勤時の検温といった基本対策に加え、体調不良時の速やかなシフト交代、園児が触れる机やイス、おもちゃなど、園内の細かな消毒も欠かさない。

子どもたちにも、手洗い指導や会話の時に距離を取るよう促したり、子どもの出来る範囲で予防策を講じている。濵地祥男副園長によると、園児たちにも大人の〝コロナ不安〞が伝わっているようで、「何か目に見えない、怖い病気があるんだ」と敏感に感じ取っている様子があるという。

「登園自粛をお願いしている保護者の皆さまには大変ご迷惑を掛けている。お子さまとご家族、地域の人たちの命を守るため、みんなで協力して乗り越えましょう」と呼び掛けた。

横1脚分を空けて座席の設置を行っている「やすらぎ会館」中ホール

一方、冠婚葬祭の「規模縮小」は当たり前になってきた。出席者、参列者の人数制限をするなど、3密リスクを減らす取り組みが定着してきている。

同市前原東のジェイエイいとしまが運営する斎場「やすらぎ会館」は、40人規模の葬儀では中ホール(収容100人)を、50人以上の時は大ホール(200人収容)をそれぞれ案内している。祭壇前に設けるのが通例だった遺族席は、4月初めからやめ、座席は横の1脚分を空けて設置。送迎バスの運行依頼もない。

緊急事態宣言が出された4月7日以降に行われた告別式のうち、7割は近親者のみの参列という。一般受付と近親者が参列する場合、例えば一般受付と焼香を午前10〜11時に、遺族・親族が列席する告別式を正午からにするなど、時間差を設けて執り行うことで接触機会を減らしている。

牛原公善社(同市前原西)は、新型コロナの感染拡大以前は失礼とみなされていた葬儀参列の際のマスク着用をお願いするほか、参列者の中に感染した人が出た場合に備え、受付で緊急連絡用の電話番号も書いてもらうようにしている。

同社の牛原一幸副社長は「安心して心行くまで故人とのお別れができる日が、1日も早く来てほしい」と話している。

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