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児童、生徒をコロナから守る

2020.05.29

手作りのフェースシールド着用で授業を進める6年教諭(東風小)

 糸島市内、小中の分散登校開始 消毒徹底、手作りフェースシールドで授業

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の解除を受け、糸島市内22の小中学校で21日から、「分散登校」が始まった。同日は小学1、6年生と、中学1、3年生のうち、約半数の児童・生徒が登校。新1年生たちは、新しい生活のスタートに、期待と不安が入り混じった表情で校門をくぐった。

 南風小

 「おはようございます」。同市の南風小(原クミ校長)では、1年生約90人のうち、約半数が保護者らと一緒に登校。児童用昇降口の前で、朝の体温や健康状態をチェックした後、各クラスに分かれ、担任の先生と初めて実際に顔を合わせた。同市南風台の桑本絆一郎君(7)は「図工の授業が楽しみ。頑張りたいのは、夏休みの自由研究」と目を輝かせていた。

 この日は、コロナから自分を守るため、感染防止に向けての取り組みなどを話した。同小では、クラスごとに手洗い用のせっけんや消毒液を準備。教諭らが休み時間などに、照明のスイッチやドアノブなど子どもたちがよく触るところを消毒する。

 原校長は「第一歩が踏み出せた喜びとともに、コロナから子どもを守らなければならない使命をひしひしと感じている。子どもたちには体が接触する遊び方はしないように声掛けしていくなど、学校での新しい生活様式を作っていくことになる」と気を引き締めていた。

 東風小

 東風小(石硯昭雄校長)では、マスクを着用した児童をフェースシールド姿の教諭が出迎えた。ハイタッチではなく、手と手を触れ合わさない「エアタッチ」であいさつを交わすなど、様変わりした登校風景となった。

 教室に入る時はドアに手を触れず、まず手を洗う。授業の合間には水分補給、休憩時間は距離を保って会話、給食はグループではなく前方を向き食事。登下校は2㍍間隔で歩く―など学校での新しい日常が始まった。

 手作りのフェースシールドは、石硯校長(56)が4月から試作を重ね、着用を全教諭に勧めた。「(フェースシールド着用で)表情で指示を伝える、声を聞き取りやすく、笑顔を見せることができる」と現場感覚の大切さを語る。さらに「新しい日常は窮屈。サッカーもドッジボールもできないなど我慢を強いられる子どもたちに、学校は安心だよと伝えたい」と話していた。

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