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コロナ対策 夏の陣 小中高で対策強化中

2020.08.21

登校時にサーマルカメラで検温する生徒ら=17日、福岡舞鶴高校

 新型コロナウイルスの感染が拡大している。糸島市では、17日公表分までの感染者数が41人(市居住は35人、うち死亡者2人)と、40人を超えた。7月30日には市消防本部職員の感染も分かるなど、市は危機感を募らせており、市内の小中学校で新たなコロナ対策に取り組み始めた。

 ■小中に消毒スタッフ配置

 同市教委は新型コロナ対策として、夏休み明けの20日から、市内22の小中学校に1校1人ずつ、スクール・サポート・スタッフを配置した。

 同スタッフは、児童や生徒の登校前や下校後に1日当たり2時間程度、便器の洗浄スイッチや手洗い場の蛇口、階段の手すり、窓の鍵回り、ドアノブなど、共用部分で子どもたちがよく触る場所を中心に、消毒作業を行う。

 今までは、下校後に教頭や主幹教諭が行ってきたが、負担軽減が期待される。教室についてはこれまで通り、担任教諭が中休みと昼休み、放課後の1日3回、消毒する。

 市教委は「共用部分の消毒作業を業務委託することで、教諭の負担軽減につながると思う」としている。

 また市教委は、秋ごろに、市内の小中学校へ1校につき1~2台、計31台のサーモグラフィを導入することで、登校時に児童や生徒の体温を集団で計り、感染予防を強化する。

 ■舞鶴校、対策徹底

 糸島市に先駆け、福岡市西区徳永の福岡舞鶴高、同誠和中(いずれも國友秀三校長)では、登校再開後の6月に、接触せずに一瞬で体温を測れる「サーマルカメラ」を導入し、登校時に生徒や教職員の検温を徹底している。

 校が設置したサーマルカメラは、撮影した顔の画像がモニターに映し出され、緑色で体温が表示される。37・5度以上だと赤色で表示され、カメラが光って知らせる仕組み。37・5度以上と表示された場合は、非接触型体温計で再検温、状況によっては保護者に連絡し、生徒を帰宅させる。その場合は、欠席扱いにはしないという。

 カメラの前を通過した生徒は、アルコール消毒液で手指を消毒後、朝のホームルームで、のどの痛みの有無など7項目からなる健康観察表を毎朝記入。3密(密集・密閉・密接)を避けるため、全教室に設置してある電子黒板を利用し、リモートで学年会を行うなど、感染防止対策が徹底されている。

 7月末から8月末にかけての三者面談期間中は、放課後にもカメラを設置し、来校者の検温も実施。同校を訪れた保護者からは、「対策が行き届いており、安心して学校に送り出せている」と声が上がっている。

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