ニュース
News List
昭和の糸島289
2020.10.2

県大会で大活躍 昭和29年9月
昭和29年9月、福岡市の平和台陸上競技場をメーン会場に郡青年団県大会が開かれ、糸島郡からは40人以上の青年代表が出場。陸上競技や相撲、柔道のほか弁論大会もあり、特に陸上競技では好成績を残した。
1500㍍走では、安貞高(現糸島農業高校)卒の谷口亀夫さん(小富士)が大会新記録で優勝。糸島勢はほかにも女子走り高跳びで2位、女子100㍍走で3位入賞するなど好成績を残した。
記事では、谷口さんは終始好調で予選で4分39秒6を記録した後、決勝では4分35秒とさら記録を伸ばす快挙で、2位を約20㍍引き離して悠々のゴールインだったという。
相撲では白石明さん(桜野)木戸恒登さん、岩城治八さん(北崎)、柔道では鬼尾勤さん(怡土)、波多江国徳さん(前原)、藤瀬稔さん(雷山)が出場して奮闘、弁論では周船寺の末松玲子さんが「女性の道を求めて」の題で発表した。
写真は、当時の平和台を堂々と入場行進する糸島郡の青年選手たち。