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聴覚障害の2人「仕事楽しい」 九星飲料工業、注意と配慮

2019.08.29

元気に仕事をする九星飲料工業の中田さん(奥)と横山さん

 障害があっても一般企業や団体、公的機関で元気に働いている人はいる。大手飲料メーカーの製品の受託加工会社、九星飲料工業(仲原孝志社長、223人、糸島市波多江)の中田敏さん(54)と横山静香さん(50)=ともに聴覚障害2級の正社員=は「仕事が楽しい」と口をそろえる。9月は障害者雇用支援月間。

 中田さんは入社10年目で物流課所属。運転資格を持つフォークリフトで、製品を倉庫から運び大型トラックに積み込むのが主な業務。2級は聴覚障害の中で程度が最も重く、両耳の聴力はほとんど失われている。

 だが、中田さんのフォークリフトを運転するスピードや製品の載ったパレットを積み込む正確さは、健常者の同僚と比べて引けを取らないという。「体が丈夫で視野が広いからね。仕事も慣れて自信がある。ろうあ者でも優れた仕事ができると、みんなに驚かれている」と中田さん。

 入社2年目の横山さんは、場内の清掃業務を担当。健常者の女性社員とコンビを組み、室内と室外を交代できれいにしている。女性社員は昨年、「コミュニケーションはある程度できるけど、もっと理解したいから」と同社の通信講座で手話プログラム(2カ月間)を受講した。

 横山さんは「入社前は座り仕事が多かったので、今の仕事は体を動かせて楽しい。健康にもいいし。ただ、掃除に夢中になると危ないので、絶えず目で周りに注意を払うのを怠りません」とにっこり。

 同社は他に1人雇用しており、障害者は計3人。人事担当は「障害のある社員に対して、特に安全面で注意、配慮を欠かさない」と話す。

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