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糸島市泊土地区画整理事業が始動 2025年度事業完了予定

2021.05.14


 糸島市泊の都市計画道路波多江泊線(通称・中央ルート)西側に約11㌶の「糸島市泊土地区画整理事業」が動き出し、九大伊都キャンパス南ゲート近くの大塚溜池南地区に新しい街ができようとしている。同事業は、4月20日に「糸島市泊土地区画整理組合」の設立認可公告の後、5月16日に第1回総会を開き、事業がスタート。今年度着工、2025年度事業完了予定。

 九州大学学術研究都市構想では、九大伊都キャンパス周辺で地形や集落環境に配慮した分散型地域核「ほたる」に位置付けられていて、すでに糸島市九州大学国際村構想対象地域の泊カツラギ地区では健康増進施設「元気くらぶ伊都」や学生寮「セトル」、「九州大学仏教青年会館」、国際寮「セトルインターナショナル」、「グローカルホテル糸島」などが整備されている。

 同事業は前原北部まちづくりの第2弾となり、予定地の現況は農地、山林、宅地で、多くを山林が占める。造成後は戸建て住宅220戸、集合住宅30戸を想定し、商業地には生活利便施設の立地を見込み、大学関係者などを対象とした居住の受け皿として整備する。

 「糸島市泊土地区画整理組合設立準備会」の岡本武信会長(67)=同市泊=は、「九大移転に伴う前原北部まちづくり事業が長期間検討されていたが、ようやく現実化してきた。立地を生かした活用で若者に希望を抱かせ、未来につながる町づくりであってほしい」と語った。

県立糸島特別支援学校 地区の北西側に隣接決定

 県教委は、糸島市泊に「県立糸島特別支援学校」(仮称)を設置することを2019年2月に発表。用地は、「糸島市泊土地区画整理事業」地区の北西側で、オレンジゴルフとの境界の約2㌶。同教委によると今年度中に造成開始、22年度着工、23年度完成。24年4月開校を予定している。

 2005年10月の九大伊都キャンパス誕生から16年。居住系や駅整備のまちづくりでは、伊都土地区画整理事業(約130㌶)、田尻土地区画整理事業(約40㌶)、元岡土地区画整理事業(約16㌶)、前原東土地区画整理事業(20・2㌶)が完了し、九大学研都市駅と糸島高校前駅が開業したほか、現在も北原・田尻土地区画整理事業(11・8㌶)と元岡地区の研究開発次世代拠点形成事業(3・1㌶)も進められている。

 また、伊都キャンパス周辺部では産学官民連携の研究開発機能を持つ「糸島サイエンス・ヴィレッジ」の実現化に向け、学術研究都市づくりが展開されている。

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