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糸高生発信の市応援PJ 生徒会が商店街をWEBで
2020.12.11

糸高生徒会が企画した商店街応援WEB撮影風景
糸島高校生徒会執行部は、新型コロナウイルスの影響を受けた地域社会へお役に立てればと、「糸高プロジェクト(糸島市応援プロジェクト)」を実施した。内容は、①手作りのペットボトルおもちゃを、遊具として子育てサークル貸し出し用に寄贈②前原商店街の通りや店舗を撮影し、店の方にインタビューする映像も併せて動画としてWEBで配信―の二つのプロジェクト。
3日に生徒会執行部有志は、商店街を歩き、「重富一刀印房」「ここのき」の2店を取材し、取り扱っている商品やアピールポイント、商店街のよさなどを訪ねていた。「ここのき」店長の野口智美さんは、生徒の質問に答え「暮らしの中で使うものを糸島の作り手のものでと勧めたい。糸島の木を使った器とスプーンが一押し。今年はコロナの影響で通販に力を入れている」と店の紹介に続き、商店街をアピール。「古い建物が残り、看板など見て回るのも面白いので、買い物だけでなく遊びに来て」と話した。
「ブライトベル」と名付けた、ペットボトルの中にビーズやスパンコール、鈴などを入れたおもちゃは、子どもたちに「輝く未来」を呼び寄せてほしいと夏休みに作成、10月30日に糸島市社会福祉協議会に寄贈した。
同高生徒会の柚須翔太会長(17)は「このような活動で、少しでも地域に貢献し、私たち自身も成長したい」と話していた。