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「芥屋かぶ」伝統野菜継承糸農生が地域住民に報告会

2021.04.9

芥屋地区の住民に芥屋かぶ継承活動について報告する糸農芥屋カ部メンバー

芥屋地域で代々種を採り、食文化の継承を続けてきた芥屋かぶの継承活動に取り組む、糸島農業高校農業技術科「芥屋カ部」(波多野奈央部長、17人)が3月23日、芥屋区自治公民館で地域の21人にこれまでの活動報告を行った。

芥屋に移り住み芥屋かぶを伝承する東紀子さんから栽培方法を学び、自校の農園で育てながら、引津小2年生と「大切にしよう。芥屋かぶの会」を発足し育て方や収穫、採種の仕方などを指導してきた。

流通のしくみを作ろうと、地域と企業の協力で高校生プロデュースによる種まき交流会を実施。地域の人に、ほ場や会場の手配、企業の人には参加企業の勧誘をお願いし、糸農生は会の運営と栽培管理など、それぞれの得意分野を活かして実施した。地元企業の「やますえ」が窓口となり出荷量の集約やお客さまの要望をまとめ、200㌔の芥屋かぶの流通につながったことを報告した。

芥屋カ部のメンバーは、栽培技術を公開し、生産の継承と、糸島のお土産を開発し、消費拡大を目指したいと「産学官民連携の芥屋かぶネットワークの一員として、新たな物語を一緒に作り上げていきたい」と力強く語った。

東さんは「芥屋に移り住んで、芥屋かぶに出会って、糸農生とのつながりもでき今日の報告会を迎えうれしく思う。芥屋の中で栽培を広げ、漬け物だけでない新しい食べ方でもおいしく食べていけたら」と話した。住民らは、芥屋区のために高校生が継承活動をしてくれていることを喜び、楽しみながら芥屋かぶを作っていこうと意見を一致させていた。

 

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