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グランピング場で魅力創出 唐泊活性化、交流人口期待

2020.11.6

レセプションに子どもから大人まで300人が集い、オープンを祝った

調印式を行った右から橋村社長、板谷町内会長、高橋校区自治協会長、柴田社長

 唐泊・北崎の地をブランド化し、交流人口に期待―。福岡市西区宮浦の唐泊町内の海岸に面した約2㌶の耕作放棄地を活用し、企業と地元自治協議会、町内会の連携による、グランピング場「唐泊ヴィレッジ」ができた。西日本新聞社(柴田建哉社長)とキャンプ場運営の企業「ヴィレッジインク」(静岡県下田市、橋村和徳社長)が、約50年間放置されていた「うしろ浜」一帯を整地しキャンプ場としたもので、10月17日仮営業を開始。2社による西日本ヴィレッジが運営する。

 15日には唐泊漁村センターで事業立地連携協定締結式が開かれ、続いて「唐泊ヴィレッジ」で地域住民や事業関係者ら約300人が集まりオープニングレセプションが開かれた。 

 締結式でヴィレッジインクの橋村社長は「ここに訪れる人は住民の一人という意識を持ち、地域づくりに関わっていく交流人口となり、地域の保全、コミュニティの造成も担わせていただく。スタッフ一同、長年守ってこられた人と土地に感謝の念を抱き、顧客との協働型で運営していく」と決意を述べた。

 西日本新聞社の柴田社長は「目標は唐泊の活性化。地元の方に多大な協力をいただき感謝申し上げます。まだ、緒に就いたばかりだが、グループを挙げて頑張っていきたい」と話した。

 北崎校区自治協議会の高橋吉文会長は「ヴィレッジインクさんのプロのノウハウで自然を守り、地域資源を生かしながら地域を活性化してほしい」。唐泊町内会の板谷善嗣会長は「うしろ浜はハワイのような景色だと思う。唐泊ヴィレッジを通し、唐泊、北崎を全国にアピールできれば」と期待した。

 レセプションに出席した地権者の一人、冨永博さん(70)は、「昭和28年の水害で家が流され、うしろ浜にまた家を建て、40年代まで居住し田畑を耕してきた」と、整地された土地を眺め、集まった大勢の人を見やり感慨に浸っていた。当面は週末のみ営業し、来年1月の本開業を目指す。

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