糸島新聞
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太郎丸神社に鈴磨き同好会 地域の守り神毎週光らせる

2021.02.25

鈴磨きに精を出す同好会会長の九大生本屋敷さん(鈴右方)と太郎丸神社氏子ら

「落ちない鈴」のある神社として受験生らの信仰を集める福岡市西区太郎丸の太郎丸神社で20日、毎週土曜日恒例の鈴磨きが行われた。氏子4人と九大生6人で今年1月に発足した「九州大学太郎丸神社落ちない鈴磨き同好会」(KTOS)会長の本屋敷(もとやしき)健太さん(19)=九大理学部1年=がはしごを上り、柱に腰ベルトを結んで固定し、直径約30㌢の鈴をタオルで磨くと、見る見る鈴は輝きを増した。

本屋敷さんは昨年5月に、コロナ禍で遅れた入居準備のため広島から来た時、友人3人と待ち合わせの場所にしたのが伊都キャンパスに近い同神社だった。以前から出雲大社広島分祠で、社務所の手伝いをして神社になじみがあった。

当日神社に鈴磨きのために集まっていた氏子の人と話すうちに、放火に遭い鈴だけが残って、地元の氏子の人たちが頑張っている姿に感銘を受け、「手伝えることがあれば」と、対面授業が始まった7月に初めて鈴磨きに。賛同者も増え、これまで鈴磨きに参加した九大生は延べ90人になった。

氏子でつくる「鈴磨きの会」の三苫政一(まさかず)会長(71)は「鈴磨きは自分の心磨き」と九大生の参加を大歓迎し、本屋敷さんは「温かく迎え入れてもらい、貴重な経験をさせていただいている」と鈴磨きを通じて広がる地元の人との交流に感謝していた。

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