カキ殻リサイクルで 水産庁長官賞を受賞 JF糸島青壮年部

0424JF糸島水産庁長官賞 糸島漁業協同組合(JF糸島)青壮年部(仲西義勝部長、98人)が、全国青年・女性漁業者交流大会(3月4、5日・東京都)で、最優秀に次ぐ水産庁長官賞を受けた。

同大会は、全国漁業協同組合連合会が主催。糸島漁協青壮年部の岡﨑礼司さん(40)は、第5分科会多面的機能・環境保全部門で、カキ殻のリサイクルについて発表した。
糸島漁協は、1988年にカキの試験養殖を始め、生産量は94年度の8㌧から、11年度には過去最大の265㌧へと約33倍に増加し、糸島の焼きカキ小屋は、冬の風物詩として定着してきている。
生産規模の拡大に伴い、養殖中に死んだカキやカキ小屋から出る焼きカキ殻などの廃棄物も増え、焼却場での処理費用などが生産者らの負担となっていた。
青壮年部では、自治体や九州大などと連携し、07年度にカキ殻を肥料としてリサイクルできないか検討を行った。JA糸島などの協力で09年、焼きカキ殻を加工した有機石灰肥料「シーライム」の商品化が実現し、12年度には約160㌧の焼きカキ殻がリサイクルされた。
発表では、カキ小屋での焼きカキ殻の分別作業の徹底や、産学官の連携により、水揚げ時に除去されるフジツボなどの付着物や養殖中に死んだ身の付いたカキ殻についても「有効活用できるよう取り組みたい」と締めくくった。
18日、市役所本庁舎で、仲西部長と岡﨑さんが、月形祐二市長に受賞を報告した。岡﨑さんは「糸島のカキとリサイクルの取り組みを全国大会で発表することができ、よかった」と喜びを語った。


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