まち角

先週「田んぼコンサート」の開催日を28日(日)と書いたが土曜日の間違い。すみませんでした▼さて、「颯香亭(そうかてい)」は、福岡市東区香椎の一軒家レストラン。帰り際には、思わず頬が緩む店だ▼店主、金丸建博さんの世界観・季節感が、海、山、川、草原の風情をまとい、皿に舞い降りる。料理に添えられる小枝は小麦粉、ハッタイ粉、竹炭で。バルサミコ酢は、製氷皿様の器でビーズ大の煮こごりに、「酢の味が野菜本来のおいしさを損なわないように」だそうだ▼素材には、こだわる。先の小麦粉は糸島産。野菜は主に七山と糸島に求める。そこには、入手が難しい種類の野菜があるし、新鮮だから▼度々訪れるのが久保田農園(志摩桜井)。糸島と大分県九重の6㌶で100種を超える野菜やハーブを栽培し、サイズを変え400種の商品がそろう。同農園は50年前、久保田真透代表の祖父民蔵氏が野菜作りに適した土地を糸島に求め、父の稔氏が朝倉から移り住み、始まった。稔氏が訪米の折に知ったコリアンダーからハーブ栽培は始まる。納入先の要望に応え、栽培する野菜は増え続けた。顧客との会話がこの農園を進化させてきた▼真透代表は「糸島に糸島の素材を使ったレストランがもっと増えたらいい」と言う。そうなればいい。そうならなくとも、新鮮な糸島の肉、魚、野菜は、それぞれの家庭内レストランでも楽しめる。直売所やスーパーには、新鮮かつさまざまな秋の食材が出そろった。


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