「鬼すべ」で厄払い 老松神社・追儺祭

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 厄払いの伝統行事「追儺(ついな)祭」が7日、糸島市前原中央の老松神社で行われた。大鬼、小鬼ら約70人が、新春のまちを駆け巡った。
 今年の当番町は筒井町行政区(溝口博明行政区長)。厄年の寺井誠人さん(42)が、赤い鬼の面を着けて疫鬼に扮(ふん)し、「鬼(おん)じゃ、鬼じゃ」と声を上げながら、同行政区の子どもから大人まで大勢を引き連れ神社を出発。約2㌔離れた同市新田の加布羅橋を目指した。
 橋の近くの雷山川でお汐井取りをした後、13カ所の接待所を回りながらまちを練り歩き、厄を集めた。
 神社に戻った鬼は、福男の松尾俊彦さん(79)から「鬼は内、福は外!」と投げつけられる豆で「鬼すべ堂」に追いやられ、青松を燃やした煙でいぶされ、厄が払われた。
 境内では1年間の〝うそ〟を〝誠〟に変え、不幸や災難も吉事に変えるという「鷽(うそ)替え」とともに、大型液晶テレビなど豪華景品が当たる福引もあり、運を試そうと大勢の人たちが詰めかけた。


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