光州第一高野球部が合宿 「思い切り練習できる」  日韓交流、糸島の球場で

0208光州第一高 韓国南西部光州の名門校でプロ野球選手を多数輩出している光州第一高野球部の選手と保護者、指導者合わせて55人が、1月15日から糸島市二丈武のリョーユーパン球場で合宿している。光州は冬期の平均気温が福岡より10度ほど低く、冬場はボールを使った練習ができない。室内練習場完備の同球場で、選手らは思う存分汗を流している。
 同チームは「暖かい日本で練習をしたい」と日本での滞在先を探していた。かねて光州野球連盟会長と交流があった大分県大山町農協の矢羽田正豪組合長がその話を聞き、糸島に球場を持つリョーユーパン(大野城市)の北村政男会長に相談。北村会長は「このところ韓国との関係が微妙だ。こんな時期だからこそ、民間レベルでも友好を深めるのが大切」と快諾した。グラウンドや合宿所、選手の食事まで提供している。大山町農協も食材提供を申し出た。
 27日は、同高チームとリョーユーパン社会人チームの親善試合があった。「ナイスバッティング」「ナイスボール」―。言葉は通じないが、プレーを通して交流を深めた。
 同高野球部員でプロ野球選手を目指しているキム・チャンピオン君(17)は「この季節に思いきり練習できてうれしい。日本の皆さんに感謝しています」とはにかみながら笑顔を見せた。合宿は今月15日まで。


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