糸島新聞
創刊100周年

設置販売店
ファミリーマート
  • 二丈福吉店
  • 前原末永店
  • 糸島加布里店
  • 志摩可也小学校前店
  • JR筑前前原駅前店
  • 福岡周船寺1丁目店
糸島新聞社
1917年(大正6年)創刊
福岡県糸島市前原東1-8-17
TEL:092-322-2220
FAX:092-324-5115
itoshin@blue.ocn.ne.jp

ニュース
News List

「これからの糸島」へ、若者4人が夢語る 市制10周年記念式典・パネルディスカッション

2020.01.25

「つながり深め活性化」小栗遥斗さん

「観光の視点で将来像」デイリー海さん


「組み合わせが大事に」清原透子さん


「体験のブランド化を」中村拓真さん

 糸島市制施行10周年記念式典の第2部は、10代から40代までの若者4人をパネリストとして招き、月形祐二市長と意見を交わすパネルディスカッション。テーマは「私の夢と糸島市」。4人は自分の将来の夢も語り、次代の糸島を担う若い力が輝きを放った。

 まちづくりへの関心が高く、「郷土愛」や「シビックプライド(都市に対する市民の誇り)」の研究に興味がある九州大・共創学部2年の清原透子さん(20)は、「糸島と言えば〇〇」と共通して思えるものがあることが重要、と指摘。「今の糸島は、自然やカフェなど1回行けば満足するものが多い。歴史や人など何回も訪れたくなるようなブランディング(ブランドを形作るための活動)ができればいい」と持論を展開した。

 さらに、これからのまちづくりに必要なこととして「組み合わせ」を挙げた。学問が、異なる分野の知見の組み合わせで新たな知見が生まれるのを念頭に、「古いものと新しいもの、学生と地域の人など、いろんなものを組み合わせていく人や知識が大事ではないか」と語った。

 志摩桜井の農業経営者・中村拓真さん(43)は、ニンニク収穫体験のイベントや、娘さんと一緒に畑で音楽ライブを開いてきた経験から、「ブランドは『物』だけではない。地域で接点が生まれる『人』や『体験』も、大きなブランド価値になると思う」と話した。

 10代の頃は地元桜井の不便さばかりが目につき、魅力を全く感じられなかったと話す中村さん。20代を東京で過ごし結婚を機に古里に帰ってみて、「糸島はこんなに素晴らしい所だったんだ、と心から思った」という。糸島を一度離れたからこそ魅力を発見できた、と語った。

 糸島農高・農業技術科2年のデイリー海(かい)さん(17)は、第2次糸島市長期総合計画策定のための「まちづくり市民委員会」に参加し、観光の切り口でまちの将来像や具体的な取り組みを考えたという。
地域貢献につながる活動を問われた二丈中2年の小栗遥斗さん(13)は、地元の深江海岸の清掃や深江校区での避難所運営訓練の体験などから、「地域の人たちとのつながりが深まることで、地域活性化につながれば」と話した。

 若者たちの意見を聞いた月形市長は「糸島の魅力をいろんな角度から見つめてくれて感謝したい。これから10年間の糸島づくりのために、今までやってきたもの、大切なものをどう組み合わせ、新しいものをどう生かすかという気付きも与えてくれた」と晴れやかな表情を見せた。

ニュース一覧