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多久川の自然環境を守る会 多久川清掃
2022.03.18

丁寧にゴミを拾い集める参加者ら
「南風校区多久川の自然環境を守る会」(柴田貞良会長)の会員と地元住民らが12日、糸島市南風台を流れる多久川の清掃活動に汗を流した。
同会が、毎年行っている清掃活動だが、20年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となり、昨年は会員らのみで実施。今回は、19年以来の一般参加を募っての活動となった。
当日は、同会の柴田卓副会長や参加者らが、胴長や雨具を着用したり、ズボンの裾をたくし上げたりして川に入り、川底に沈むゴミまで丁寧に拾い集めていた。
同会は、多久川の豊かな自然環境を子どもたちなど、次世代に引き継ごうと04年から活動を開始。ホタルやニホンメダカの呼び戻し、植物の標本作りなどに取り組んでおり、17年には、アユが遡上(そじょう)するまでに水質が改善された。
5月頃には、多久川とその周辺で「ホタル鑑賞会」を行う予定にしている。