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怡土校区遺族会が解散 糸島市で初、高齢化で

2019.04.25

遺族会解散に伴い、御霊木礼が遺族に返却された

 糸島市の怡土校区遺族会(松永啓志郎会長)の解散に伴い20日、同市井原の怡土公民館で御霊終い(みたまじまい)式が行われた。戦没者遺族の高齢化による会員の減少で、会の存続や忠霊塔(同市高祖)の維持管理が難しくなっていた。23日には同市高田のプラザ寿苑で解散式を開き、約70年の歴史に幕を下ろした。同市内の遺族会は14あるが、解散は初めて。

 同会の発足年は不明だが、忠霊塔建立の1952(昭和27)年以前に会があったと思われる。毎年8月には忠霊塔前などで戦没者慰霊祭を開催。塔の掃除や樹木のせん定などをしてきた。

 会員は高齢で亡くなるなどして減り、現在122人。子や孫世代の会員もいたが、役員のなり手が不足していた。

 昨年4月の役員総会で解散を承認。解散時期は天皇陛下の退位に合わせると決めた。同9月に市遺族会に退会届を提出、同意を得た。

 怡土校区遺族会で維持管理を行ってきた忠霊塔は築67年。老朽化が進み、セメントの基礎部分のひび割れも目立つ。塔の前にある灯籠2基については、同会所有がはっきりしているため、同会が30日に撤去工事を行う。

 御霊終い式には約60人が参加し、忠霊塔内にあった263柱の御霊木札の半数弱を遺族に返した。松永会長(77)は式で「怡土校区遺族会の解散は痛恨の極み。忠霊塔は遺族の心のよりどころでもあり、平和の象徴として残したかった」と複雑な胸中を語った。

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