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幣の浜で海浜植物調査 糸高と九大の学生

2019.06.6

海浜植物を調べる九大生(右端)と糸高生たち=糸島市・幣の浜

 幣の浜の海浜植物は半世紀で変化したか―糸島高生物・化学部の生徒と九州大大学院工学研究院・生態工学研究室(清野聡子准教授)の学生らが2日、糸島市志摩の幣(にぎ)の浜で合同の海浜植物調査を行った。同高生物部が53年前に「糸高文林14号」に記した幣の浜の海岸植物の調査結果と比べ、生態系の変化を見ようというもの。

 同部11人と同研究室の4人は4班に分かれ、メジャーと野帳(観察記録用紙)を手に、ハマボウフウやコウボウムギ、ハマヒルガオなど代表的な海浜植物について海岸線からの距離、本数を調べて記録。標本用の採取もした。

 3回目の調査という修士課程1年の宋雅さん(22)は「海水浴やサーフィンなど人が活動する所は植物が少ない」と話した。同部2年の祝田恵美さん(16)は「初めて知る植物もあって興味が湧いた」と目を輝かせた。

 53年前に糸高生物部の部長だった植物愛好家の平野照実さん(70)=同市新田=も見学し、「外来種もあまり入ってきておらず、新しい植物や消えているものもない。海岸線が削られているという変化はあるが、生態系は壊れていないのでは」と見立てを示した。

 九大と連携し調査をした、同部顧問の伊東信教諭(27)は「糸高の過去の研究を生かし調査した。地域の人々に海浜植物の保全に注目してもらえたら」と話した。

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