糸島新聞
創刊100周年

設置販売店
ファミリーマート
  • 二丈福吉店
  • 前原末永店
  • 糸島加布里店
  • 志摩可也小学校前店
  • JR筑前前原駅前店
  • 福岡周船寺1丁目店
  • 糸島波多江駅北1丁目店
糸島新聞社
1917年(大正6年)創刊
福岡県糸島市前原東1-8-17
TEL:092-322-2220
FAX:092-324-5115
itoshin@blue.ocn.ne.jp

ニュース
News List

「あそびは学ぶ力の土台」 糸島のフリースクール代表ら集う

2019.06.6

「あそび」や「まなび」について語り合ったパネラーたち。右端は進行役を務めた伊勢さん

 自然の中での「あそび」や「暮らし」の持つ価値を考える「自然と暮らしとまなびのフォーラム」が5月26日、糸島市二丈吉井の福吉公民館で開かれ、午後からのパネルディスカッションでは、糸島のフリースクールや自然体験スクール、野外保育に取り組む認可外保育園の代表ら5人が初めて一堂に会し、「あそびから始まる好きとの出会い」のテーマで意見を交わした。

 パネラーは5人。(写真左から)フリースクール「産の森学舎」(二丈福井)代表の大松康さん▽放課後のあそび場まなび場アートの場「The JUKU」事業を展開するNPO法人「ひとのえん」代表の宮崎文彦さん▽「わくわく子どもえん」(二丈吉井)園長の川口正人さん▽4月に二丈福井に開校したフリースクール「お山の樂校」代表の田嶋杏依子さん▽「赤とんぼ村自然体験スクール」(二丈吉井)代表の藤井秀重さん。

 進行役は、カウンセリングの理念に基づいたキャンプやフリースクールを徳島県阿南市で展開するNPO法人「自然スクールTOEC(トエック)」代表の伊勢達郎さんで、同日午前にフォーラムで講演をした。

 主題の「あそび」については、「その人がわくわくしたり、それをやらずにいられない時が、あそんでいる瞬間では。火起こしとか田植えとかの〝体験〟では足りない気がする。不便な暮らしの中にあそびはいっぱいあり、暮らしとまなびとあそびは切り離せない」と大松さん。川口さんは「子どもたちがダンゴムシをつかもうとしているのも、赤い木の実をどうやって取ろうか考えているのもあそびでは。大事なのは、子どもたちがそれをどんなふうに味わっているか」と話した。

 話題は、野外中心の保育やフリースクールで好きなことをしていると、「わがままに育たないか」「学力は大丈夫か」といった疑問に。

 川口さんは「人間になっていくための脳みそを幼年期にしっかり満足させることが、生きる力の根っこになり、学ぶ力の土台になると思っている」と話した。田嶋さんは「例えば、子どもが最初は手でむいていた甘夏の皮むき。ある時から包丁を使い皮をそぎ落とすようになり、そのやり方も器用になっていく。子どもの頭の中で考えを展開しているのは、学校で出された問題を解いているのと『学び方を学ぶ』点で通じるのでは」と語った。

ニュース一覧