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糸高前駅、開業3カ月 生徒ら「通学が楽に」、前原駅周辺「さみしい」

2019.06.13

糸高前駅南口を出て糸高へ通学する生徒たち=11日午前7時25分ごろ

 今年3月、JR筑肥線の筑前前原―波多江間に、「九大学研都市」駅以来14年ぶりの新駅「糸島高校前」が開業して、16日で3カ月がたつ。新駅を毎日利用する同高生徒らは「便利になった」と喜び、新駅前のスーパーは来店客数の増加を歓迎する一方、筑前前原駅付近の飲食店からは「店の前を歩く人が減った」と嘆く声も聞かれた。

 ◆福岡から見学も

 「以前は前原駅で下車して20分前後、夏場は生徒も教職員も汗をかき、てくてく登校していた。学校から新駅へは足の速い生徒なら5、6分。みんな『楽になった』と口をそろえます」。

 内田真司副校長は、同高が受ける新駅の恩恵を代弁した。JR九州の定期券で通う生徒は、1年生を中心に120~130人という。
7月には、福岡市西区の中学2校のPTAが、それぞれ数十人単位で学校見学に訪れる。内田副校長は「これまであまりなかったこと。糸高前駅の効果がじわりと出ている」と話し、来年度の入学希望者増に期待を込めた。

 ◆総菜に人だかり

駅から1分。総菜など「時短商品」が充実しているサニー前原店

 新駅北口から徒歩1分のサニー前原店。開業に合わせ、入店しやすいように店の東側へ出入り口を設け、総菜・弁当・パンなど「時短商品」をそろえる売り場スペースを1割広げ、種類、量とも増やした。岩永賢一郎店長(38)は「想定した範囲でお客さまが増えている」と話した。

 特に、朝は通勤通学前にパンと飲み物を〝ちょっと買い〟する来店者が目立ち、午後7~8時ごろは、帰宅してすぐ食べられる時短商品のコーナーに、人だかりができるという。

 「駅の近くに、ファミリー層が住むマンションがこれからいくつか建つようで、駅利用者、ファミリー層ともに満足させる商品を置いていきたい」と岩永店長。

 ◆東へ歩く人激減

 一方、前原駅北口に店を構える「むっちゃん万十前原店」の北野孝一店長(48)は、同駅に列車到着後、「(糸高前駅がある)前原東方面へ歩いて帰る人が1割以上減った」と実感を語る。部活帰りの糸高生が店にたまる光景もなくなったという。

 同店のすぐ近くの「本家長浜ラーメンみっちゃん」の中園光一店長(46)は「夜はイリスロードで飲み食いする人も少なく、周辺はさみしくなっていたが、(新駅開業後は)ますますさみしくなった。うちのラーメンも、また食べに来てほしい」と呼び掛けた。

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