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車いす利用、加布里など3駅困難 筑肥線各駅、バリアフリー度は?

2019.06.20

エレベーターがなく、車いすでの利用が難しいJR加布里駅。長い階段の昇降を嫌う高齢者も少なくない

 JR筑肥線の糸島市内にある波多江から鹿家までの10駅のうち、エレベーターやスロープなどによる段差解消措置が取られておらず、車いすの人が利用しにくい駅が、加布里、大入、鹿家(いずれも無人駅)の三つあることが分かった。人口減少と高齢化率上昇に直面する地域で、公共交通の利用環境が改善されていない状況が浮かび上がった。

《JR筑肥線の糸島市内10駅のバリアフリー状況》

 19日閉会の市議会6月定例会の一般質問で、議論の一つに。

 10駅のうち「バリアフリー化がなされている駅」を問われた市施設管理課は、エレベーターやスロープなどで段差の影響をなくし、駅入り口からホームまで、車いすで行ける駅として、前述の3駅を除く7駅を挙げた。この中で、エレベーターが設置されているのは波多江、糸島高校前、筑前前原、筑前深江の4駅。

 一方、同市建設都市部は、JR九州が2019年度中に波多江、糸高前、前原の各駅のホーム柵設置を行うのに、市の補助金7675万円を19年度当初予算で措置したことを説明。1日平均利用者が3千人以上の駅でのバリアフリー化を、20年度末までに進めるようにという国の鉄道駅バリアフリー基本方針に沿ったもの(3駅とも3千人以上)。ホーム柵は、視覚障害者の転落防止に有効とされている。

 一連の質問をした重冨洋司議員(無所属)は「乗降客の少ない駅ほどお年寄りが利用する割合が高い」として、高齢者が加布里駅について「足が不自由で階段が上がれん」「キャリーバッグを抱えながら階段を上がらないかんけん、前原にはタクシーで行く」との声を紹介。バリアフリー化に拍車が掛かる波多江など3駅以外の駅環境の充実を訴えた。

 また、後藤宏爾議員(共産)は、和式トイレしかない美咲が丘駅を例に挙げ、「市内の各駅に洋式トイレを設置すべきでは」と改善を促した。同部の浦志素彦部長は、市が設置しているトイレの洋式化について、「公共施設等総合管理計画の第1期アクションプランに基づき、計画的な改修を行う工事の際に検討したい」と答えた。

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