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「『駄目』で助かる命、山ほど」 山本夫妻、南風で講演

2019.07.4

競技用車イスに飲酒運転撲滅の願いも乗せて走る山本浩之さん(左)と、美也子さん

 長男の命を奪った飲酒運転の撲滅へ向け活動するNPO法人「はぁとスペース」(福岡市)代表の山本美也子さん(50)と、車いすマラソンで3度のパラリンピックに出場した夫の浩之さん(53)が6月29日、糸島市の南風公民館で講演。地域住民ら約50人が静かに耳を傾けた。

 テーマは「思いやりで社会を変える~飲酒運転撲滅への願い」。7月の同和問題啓発強調月間に合わせ、同市人権・同和教育推進協議会南風支部が主催した。

 山本夫妻は2011年、糟屋郡粕屋町で起きた飲酒運転事故で、長男寛大(かんた)さん=当時(16)=を亡くした。美也子さんは、子どもの社会でいじめが無くならない現状と、大人の社会で飲酒運転が無くならない現状は似ているとし、「駄目と分かっていても、駄目と言えない雰囲気がある。駄目の一言で、助かる命が山ほどある。伝
える勇気を持って」と語った。

 美也子さんの講演は昨年9月、千回を超えた。事故から約8年、寛大さんに誓った飲酒運転撲滅の決意は、今も変わらないという。

 一方、浩之さんは、18年東京マラソンに参加した様子を動画で紹介。28歳年下の鈴木朋樹選手と序盤から優勝争いを演じ、終盤に一度追い抜かれるもゴール手前で逆転し、優勝。レース中の駆け引きや戦略を細かに説明し、「瞬発力のある若手選手に勝った会心のレース」と熱く語った。最後に来場者全員が、20年東京五輪出場を目指す浩之さんに「頑張れ!」とエールを送った。

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