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糸農に「高校期日前投票所」 生徒11人、初の1票校内で 県内2校目

2019.07.11

糸島農高の会議室に設けられた期日前投票所で、1票を投じる3年生

 糸島市前原西の糸島農高の会議室に、参院選の期日前投票所が9日、午後の4時間限定で設けられ、18歳の3年生11人が昼休み時間を使い、「初めての1票」を投じた。

 生徒の政治参加意識を高めるきっかけになれば、と市選挙管理委員会が投票所設置を打診し、同高が応じた。県内では嘉麻市の県立稲築志耕館高が、3年前の参院選で「高校期日前投票所」を初めて設置。県選管によると糸農は2例目。

 同高の期日前投票の対象者は、18歳で糸島市に住民登録がある3年生26人と教職員20数人。この日、生徒11人、教職員6人が投票に臨んだ。

 昼休みに、投票所で受け付けし市選管職員から投票用紙を手渡された生徒たちは、記載台で候補者名などを書き、慣れない手つきで選挙区、比例代表の各投票箱に1票を投じた。

 「初めてだったので雰囲気に緊張した」と話す生活科学科の重冨朱音(あやね)さんは、年金問題に関心を示す。「今のうちから貯蓄しなさい、とみんなに言われるので(年金を)意識する。家族や祖母の意見を聞き、しっかり自分の意思で候補者の名前を書けた」と胸を張った。

 農業経済科の緒方杏寿(あんじゅ)さんも初投票を終えたが、「自分の1票で(政治が)変わる実感はない」。祖父は農業を営む。農機販売という形で農業を支えたいと思っている。「(農産物の)輸入を減らし、安全な国産品を食べて健康に暮らしてもらいたい。それに、農家も安定した生活を送ってもらえたら。次に選挙がある時は、候補者(の政策など)をもっと知って投票したい」と話した。

 同高は3年前から、市選管職員を講師に招き、3年生が政治参加教育(主権者教育)の授業を受けている。今年度は6月にあったばかり。

 市選管によると、2016年6月に「18歳選挙権」が導入されて以降、国政選挙での市内の18歳の投票率は、3年前の参院選が55・9%(市全体の投票率55・76%)、17年10月の衆院選が50・43%(同56・53%)だった。

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