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博多織で「内行花文鏡」タペストリー 黒木織物、糸島市に寄贈

2019.08.1

糸島市に寄贈した「内行花文鏡」の博多織タペストリーを披露する黒木織物の黒木社長(右)

 来年1月に糸島市制施行10周年、今年10月に同市立伊都国歴史博物館が開館15周年を迎えるのを記念し、福岡市西区今津で博多織の商品製作に取り組む黒木織物(黒木和幸社長)が「糸島地域に恩返しがしたい」と7月26日、同博物館収蔵の国宝「内行花文鏡」の図柄を織り上げた博多織のタペストリーを、同市に寄贈した。

 タペストリーは長さ80㌢、幅39・4㌢。黒を背景に、内行花文鏡が浮き彫りにされている。大きさは本物(直径46・6㌢)より少し小ぶり。制作には約3カ月要した。糸島の地域おこしイベントを展開するSally企画の友納美千代代表が黒木社長に寄贈を提案し、実現した。

 黒木社長は「今津を含む糸島地域に愛着があり、(創業地の博多区から1964年に今津への会社移転以降)長きにわたりこの地域で博多織の仕事をさせていただいたことに感謝し、恩返しがしたかった。昨年、博多織伝来777年だったこともある」と今回の寄贈理由を説明。

 制作過程にも触れ、「糸は深い緑色、グレーなど6色を使ったが、くすんだ色味を出すのに機(はた)糸の調整が大変だった。帯用の太い糸を使うことで陰影が濃くなり、迫力ある姿が表現できた」と胸を張った。

 黒木社長に謝意を伝えた月形祐二市長は「糸島に対する黒木社長の気持ちを受け止め、糸島づくりに励んでいきたい。われわれの誇りで日本の宝でもある内行花文鏡のタペストリーを、たくさんの人たちが見て、糸島の歴史を感じていただけたら」と話した。

 タペストリーは1日から、同博物館4階の研修室外側に展示される。

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