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ご神木に次ぎクス巨木も折れ 糸島宇美八幡宮

2019.11.29

強風で幹が根元から折れ、枝葉が奥の社務所に掛かったクスノキ=19日、宇美八幡宮

 9月の台風17号の強風で、樹齢1700年ともされるご神木のイチイガシが根返りし、倒れる被害に遭った宇美八幡宮(糸島市川付)で18日未明、ご神木そばの樹高20㍍超のクスノキとモミがともに幹の根元から折れ、社務所の屋根を壊した。新年祭が近づく中の相次ぐ災難に、同宮や氏子らは頭を痛めている。

 「その晩は、背振山地から吹き降ろす南風(はや)でシイの実が地面に叩きつけられ、ひょうのような音がすごかった」と振り返るのは、同宮の武内純夫宮司(69)。同日午前3時半ごろ衝撃音を聞いた隣家の氏子が、朝になり宮司へ連絡。

 倒れたクスノキの枝葉が社務所の屋根瓦を落としたものの、幹が社務所に倒れ掛かるのをモミジが防いだという。石灯籠1基の一部が落下。参道の石段はクスノキとモミで完全にふさがれた。武内宮司は「2カ月前に倒れたご神木(樹高26㍍超)が南風の風よけの役目をしていたのだろう」と話し、追い打ちを掛けるような被害に「なんで(ご神木と)一緒に倒れてくれなかったのか…」と漏らした。

 被災を伝え聞いた新誠木材(福岡市西区今津)の横尾新二社長は20日、重機を持ち出しクスノキとモミをボランティアで撤去した。「熊本地震や九州北部豪雨の被災地でも手伝った。宮司さんや氏子さんたちが倒れた木を切っていたが、一つ間違うと危険。見て見ぬふりはできなかった」と話す。

 参道は通れるようになり、社務所の屋根は雨漏りを防ぐブルーシートで覆われた。一方、ご神木は撤去に数百万円かかるとの見積もりが出たため、今も境内の斜面に横たわったまま。同宮奉賛会が寄付を募っている。問い合わせは、同宮=092(323)0734。

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