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映画館なくても…糸島、上映の場 多彩 ビアバーでもお寺でも

2020.01.31

2018年公開の大ヒット映画「ボヘミアンラプソディ」を大スクリーンで見ようと集まり、チケットを買う人たち=11日、伊都文化会館

ドイツにある「日本の家」のドキュメンタリー映画に見入るイベント参加者たち=25日、オープンコミュニティスペース「みんなの」

 半年ほど前から映画館のない糸島市内で、映画ファンを楽しませる上映会が月に2〜3回ペースで開かれているのをご存じだろうか。さすがに最新作は難しいが、今月11日には1年前の大ヒット作「ボヘミアンラプソディ」が500円で満喫できたし、良質のドキュメンタリー映画はコンスタントに鑑賞できる。1月にオープンした未来型公民館「みんなの」(前原中央)も月2回の上映を検討中だ。

  ■終演時に拍手も

 縦4㍍・横10㍍のスクリーンを有する伊都文化会館が会場の「シアターいとぶん」は、市民に気軽に映画を楽しんでもらおうと、同館の自主事業として昨年6月にスタート。「ボヘミアンラプソディ」は吹替版、字幕版を1回ずつ上映。合わせて約390人の観客が1日限りの本格的な映画の雰囲気を味わった。上映終了時には、まばらながら拍手も鳴った。「ボヘミアン―」の封切りを見逃していた60代、70代の女性3人組。「迫力のある映画は、やっぱり映画館の雰囲気で味わいたいわね」。DVDのレンタルをあえてしなかったそうだ。福岡市内へ出掛ければ交通費だけでも往復千円以上。「ここだとお得感もあるわね」とにっこり。

 シアターいとぶんは毎月1本上映。公共施設という立場上、「ローマの休日」「ボス・ベイビー」など年齢や好みなどばらつきを考えながら選ぶ、と藤由美子館長。

 ■「自分のもの」に

 糸島での映画上映を主な活動にしている「NPO法人オイスター」(中河西慎平代表理事)は、「cinemo(シネモ)byユナイテッドピープル」というサービスを利用し、ユナイテッドピープル社(福岡市西区今宿)に10数万円の年間ライセンス料を払い、同社がそろえるドキュメンタリー映画を、「市民上映会」的に何回も上映している。

 同法人は「糸島の中高生など若い人と大人との交流」も目指していることから、映画上映後は、参加者に自己紹介と簡単な感想をお願いする。

ビストロ&ビアバー「アムール」で上映中のドキュメンタリー映画を見る人たち

 上映する会場は、前原中央のビストロ&ビアバー「アムール」、前原西のコワーキングスペース「よかとこラボ」、二丈福井の古刹「佛國山・大法寺」の3カ所。
昨年11月、フェアトレードがテーマの映画「バレンタイン一揆」の鑑賞後は、糸島市内でフェアトレードを実践している「アナログクラフトチョコレート」の店長のビデオメッセージを上映、同店で販売しているカカオティーなどを振る舞った。

 中河西代表理事は「映画を見て終わりでなく、感想を言葉にしたり聞いたりすること、映画関連の体験に触れることで、映画の内容を『自分のもの』にできるかもしれない」と話す。
会場3カ所を適宜使い、月平均で2回上映。料金は大人千円、大学生500円、高校生以下無料。問い合わせは、中河西さん=080(1398)4016。

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