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松永〓山の日本画18点 伊都郷土美術館、3月8日まで

2020.02.25

〓山の作品に見入る来館者

 設立70周年を迎えた糸島美術協会の初代会長で、大正から昭和にかけて福岡の美術界をけん引した日本画家、松永〓山(かんざん)(1894〜1965)の作品18点をそろえた企画展「松永〓山展」(糸島市教委主催)が、同市の伊都郷土美術館で開催中。〓山作品がまとまって並ぶのは2年ぶり。3月8日まで。

 〓山(本名・関蔵)は怡土村井原に生まれ、加布里村で育つ(いずれも現糸島市)。1917年、京都市立絵画専門学校在学中に「静境」で第11回文展(現在の改組新日展)に初入選。20年には「夕陽」が第2回帝展(同)で入選し、政府主催の官展での入選は計7度に上る。

 戦時下の44年、京都から加布里に疎開。47年、文部省(当時)から日展委員に任命。48年、県美術協会常任理事となり、50年には〓山を中心として糸島美術協会が発足。初代会長に就任した。季節の移ろいや天候の変化を柔らかに表現した画風は「〓山様式」とも呼ばれる。

 今回は、〓山を支援し、同協会二代目会長となった波多江国夫氏(故人)の孫国信さんが所有する作品を借用し、一部を展示。京都や雷山、今津などの風景画を中心に、掛け軸に描かれた「古都の春」など。〓山と、親交があった彫刻家の原田新八郎が、それぞれ描いた国夫氏の肖像画は、隣同士に並べられている。企画展は午前9時から。同美術館は月曜休館(24日は開館し、25日休館)。市教委文化課=092(332)2093。

 ※〓は「冠」の「寸」を「りっとう」に変えた字

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