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「姫島の全部が思い出」志摩中分校の2人巣立つ 古里離れ新生活へ

2020.03.26

卒業証書を手に笑顔を見せる森凪彩さん(左)と松尾有沙さん

4月から1年間休校することになった志摩中姫島分校

 糸島市立志摩中(中村信彰校長)の卒業式が13日にあり、本校の143人とともに姫島分校の女子生徒2人も中学生活を終えた。分校に1、2年生はおらず、姫島小(児童6人)に6年生もいないことから、2020年度は分校在籍生徒が「0」に。分校は来年度の1年間、「休校」することが決まっている。

 分校を巣立ったのは、松尾有沙(ありさ)さん(15)と森凪彩(なぎさ)さん(15)。同中の会議室で、2人の両親や分校の教員らが出席し、最後の学活があった。

 2人の担任を3年間務めた渡部紀美子先生は、2人が毎朝の新聞配達を続けたことに触れ、「あなたたちが、『自分たちが(島のために)頑張らなきゃ』という思いでずっと頑張ってきたのを、分校の教員6人はずっと見守ってきた。あなたたちの頑張りは、それをしっかり見てきた小学生たちに継がれていくと思う。これから2人は、未知の体験したことのない世界に踏み出していく。心配もしているけれど、ちゃんとやっていけると信じている」と語り掛けた。

 松尾さんの3年間の一番の思い出は、中3の時の小中学校運動会。「応援の動きを教えた小学生が、本番でうまくできてうれしかった」。森さんは、夏休みに島に帰ってきた高校生たちと海で泳ぐ時間、7月の祇園祭と挙げた後、「島で過ごしたことの全部が思い出です」と言い直して笑った。

 2人とも4月から島を離れ、福岡市内の別々の高校でそれぞれの道を歩む。

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