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糸島産の花消費、盛り上げよう 産地、行政、市場連携あの手この手

2020.06.12

JA糸島営農センターに飾られたディスプレイには白ギクで「糸」の文字がデザインされた

県庁での花の即売会で県職員に花束を渡すJA糸島担当者(右)

 花卉(き)生産の一大産地でもある糸島地域では、栽培農家がコロナウイルスの影響で、通常なら花の需要が伸びる時期にいろいろなイベントが中止されるなど、消費低迷によるピンチに立たされている。そんな中、花業界の危機をチャンスに変えよう―と、対策に乗り出した。

 JA糸島の花卉販売委員会が中心になって、産地と行政、市場が一体となった取り組みで「今、花農家が厳しい。花を買って家で飾って」とさまざまな販売促進方法を使い消費を喚起している。

 イベント自粛の中、生産者とJA、生花店、花市場、市、県がタッグを組み、3密を避けた即売会やSNSの活用、駅や公共施設などへの装飾、ラジオ局への贈り物による特集企画で「ホームユース需要」を喚起。これから花の消費が伸びる可能性を見出している。

 ラジオ局の活用では、福岡花市場との連携でKBC、RKB、LOVE FMに季節の花束を贈り「応援消費」を訴えた。中でもLOVE FMには5月の毎週月曜日にバラ、スプレーマム、トルコギキョウ、クルクマを「今週の花」として贈り、番組での紹介につなげた。

 3月には生花店と連携し、「糸島の花応援企画第1弾地産地消フェア」を実施、生花店が花市場で仕入れたバラ、トルコギキョウなどをミックスした花束を予約注文方式で販売した。4月には応援企画第2弾「フラワーフライデー 花を買って家に帰ろう~」を実施。営農流通センター=同市志摩小富士=を会場にして市民に花束を販売し、市職員は予約注文で購入した。

 また、5月から6月にかけては福岡花市場=福岡市東区=が九州、沖縄産の花を各地の公共施設や商業施設に展示する中、JA糸島本店、同営農センター、市役所などにバラ、ブバルディア、キクなどが飾られた。

 県も応援した。県・市の広域連携事業でJA糸島と連携して花のPR事業を行う中、「糸島の花応援企画~フラワーフライデー 花を買って家に帰ろう~」で4、5の両日、職員に410束を販売した。

 JA糸島の花卉担当者は「東日本大震災で一時需要が落ち込んだことはあったが、こんなに需要が低迷したのは初めて。これを機に地元生花店などと密に連携し、糸島の花を糸島で買って飾る地産地消を勧めたい」と話している。

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