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迷子の新1年生保護 東風小の児童4人に感謝状

2020.07.3

お手柄の4人に感謝状

 糸島署は6月24日、迷子になった糸島市の前原小新1年生の女児を保護したとして、同市の東風小1年生の濱田新(あらた)君(7)と姉の結月(ゆづき)さん(9)、前田璃乃(りの)さん(10)、森菜摘(なつみ)さん(9)の4年生3人に感謝状を贈った。

 同署によると、同10日午後4時45分ごろ、璃乃さんが他の3人がいる菜摘さんの家に向かう途中、同市波多江駅北の産の宮交差点から北に300㍍ほど離れた道端で、泣きながらうずくまっている女児を発見。璃乃さんは走って3人に知らせ、4人で女児のいるところに戻ると、同交差点から東に約200㍍離れた波多江交番まで女児に付き添った。

 同署には同4時半前、女児の母親から「小1の娘が3時に学校が終わったはずなのに帰宅しない。友達とはぐれたようだ」と通報があった。署を挙げ、署員約30人態勢で女児を捜索していた最中で、交番の警察官も不在だったが、4人は機転を利かせ、隣のラーメン店の店員に「迷子の子がいるんです。電話してください」と頼んだ。

 店から電話を受けた前原小が同署に連絡を入れ、女児は無事に保護された。女児は友達とはぐれたと考えられる同市前原西の西町交差点付近から1時間以上、3㌔近く歩いたとみられる。

 璃乃さんは女児に「どうしたの?」と声を掛けたとき、「道が分からない」と答えたといい、幼稚園の同じクラスだったという新君は、女児が「足が痛いと言っていた」と話した。緊張した様子で有馬健一署長から感謝状を手渡された4人は、女児が無事保護されて「よかった」と声をそろえた。

 有馬署長は「女児が行方不明になったとの通報を受け、署では誘拐や監禁など最悪のケースを想定しながら初動捜査に当たっていた。4人の親切で勇気ある行動が、女の子の命を救った。保護者の皆さん、4人を抱きしめて、もう一度褒めてあげてください」と感謝しきりだった。

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