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いと・しま号(前原~天神博多)リニューアル 人気観光地と都心が直結

2020.07.25

野北に停まるようになったいと・しま号

 昭和自動車が運行する糸島と天神、博多を結ぶ高速バスいと・しま号が、路線延伸で21日から、糸島北部の人気観光地二見ケ浦や櫻井神社、野北海岸などの近くまで行くようになり、福岡市中心部から訪れる観光客の利便性が大きく向上する。

 始発停留所の博多バスターミナルからの所要時間は1時間10分余り、運賃は片道千円。通勤・通学時間帯は、ほぼ満席で運行しているいと・しま号だが、観光客が増える夏シーズンに合わせた延伸で、地元観光関係者の期待は高まる上に、観光面だけでなく過疎地の地域交通の利便性も向上すると見込まれ、地域住民にとっても朗報だ。

 いと・しま号の発着点を初から伊都営業所(福岡市西区桑原)に変え、桜井、野北を経由する路線バス野北線と同じ経路を使って延伸することで実現した。これまでは、野北線(平日8本、土日祝7本)が、公共交通機関としては唯一の交通手段だったが、いと・しま号の延伸で野北、桜井から前原までのバス便が一気に増え、平日30本、土日祝16本が加えて利用できる。

 一部路線変更もあり、いと・しま号は初バス停には停まらず、志摩中央公園前バス停が新設された。

 同社は「桜井、野北地区のお客さまからの要望もあり今回の延伸に至った。交通機関として選んでいただけることで、通勤、通学の利用客が伸びると見込んでいる」と期待している。

 さらに、利用が伸びているサンセットロード沿いを通る西の浦線に乗り換えたり、伊都営業所で九州大学線に乗り換え九大学研都市駅に直行したりで、回遊性が高まるものとみられる。

 野北で7年前からコーヒーショップを経営する吉井俊二さんは、レンタサイクル10台を貸し出し、地域の回遊性向上も目指す中、「7年で野北に店が増え客も増えた。高速バス乗り入れはありがたい。コロナ禍で観光客が落ち込んだので期待したい」と語った。

 市地域振興課は「公共交通の観点からいえば、天神、博多と地域間の交通アクセスがよくなることは喜ばしい」と話す。

 市観光協会は、これまで筑前前原駅で降りた人に野北線かレンタサイクルの利用を案内していたが、前原バス停からいと・しま号に乗車できることも案内に加える。また新幹線で訪れる観光客には、博多発のいと・しま号を案内することにしている。松田寛局長は「糸島観光の交通手段の選択肢が広がった」と歓迎している。

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