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5月から高齢者に接種 集団接種の予行演習も

2021.04.2

ワクチン接種券(見本)

 糸島市は3月25日、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種の日程について、5月から開始することを明らかにした。

 ワクチン接種は、糸島市の伊都文化会館での集団接種と、市内51医療機関での個別接種などを予定。ファイザー製のワクチンはマイナス75度での保管が必要なため、同会館に特製の冷凍庫をすでに設置している。
3月30日、高齢者施設での往診による接種について管理者らに説明会を実施。同日、市民からの「いつごろ接種が受けられるのか」や「接種券はいつごろ送られてくるのか」などの相談に対応するコールセンターを同会館に設置した。

 同センターは火~日曜午前9時から午後5時まで電話を受け付ける。同センター=0570(092)321。

 市は、4月中旬に65歳以上の高齢者約3万1千人に接種券を送付し、5月に高齢者の接種をスタートするスケジュールを立てているが、市「新型コロナウイルスワクチン接種事業室」の宗敏幸室長は「国から26日の週に975回分のワクチンが来ることは示されているが、それ以降の供給が見えない」といい、接種券を発送しても「いつから予約受け付けを開始すればいいのか、集団接種の規模を想定より縮小しなければいけないのではないか、個別接種を行う医療機関に少ないワクチンをどう配分すればいいのか」など、頭を悩ませている。

 そんな中、市は17日、ワクチンの集団接種を円滑に行うため、接種会場となる伊都文化会館で予行演習を実施する。

 予行演習は、市シニアクラブ連合会の会員ら約30人が市民役となり、受け付けで接種券、予約、本人の確認をし、検温の後、その場で配布した予診票の記入漏れをチェック。糸島医師会の医師が薬や食品によるアレルギー反応の有無を聞くなど予診を行い、看護師が針のない注射器で模擬接種。

 接種済証を接種券に貼り付け、副反応がないか視聴覚室で15~30分、経過観察を行う。市は医師1人が1時間当たりに処置できる数を約30人、被接種者が受け付けから経過観察を終えるまでの時間を40分程度と想定しており、「演習によって接種に必要な時間、従事者数、被接種者の導線など課題を洗い出して、改善につなげたい」としている。

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