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九大BeCAT× JR九州住宅 前原駅南で環境住宅に挑戦

2021.05.21

九大BeCATと共同で設計、建築するJR九州住宅の用地

 JR九州の子会社、JR九州住宅(福岡市博多区)は、九州大学にこの春、新たに発足した環境建築に関する研究・教育センター「BeCAT」と共同で、学生が創造する環境に配慮した木造住宅を実際に建築・販売するプロジェクト「環境住宅デザインスタジオ」をスタートさせた。用地は糸島市のJR九州筑前前原駅近くで、来年2月(予定)には産学連携の「理想の家」ができる。

 九州大学の大学院生が建築家教員の指導のもと、講義で戸建住宅の設計を行い、学生たちが創造した「理想の家」をJR九州住宅が建築し、販売する。計画用地は、可也山を見晴らす眺望のよい同社の分譲地「J Forest 前原駅南」で、4月中旬から7月下旬に講義を進め、11月初旬から来年2月末に工事を予定し販売。

 持続可能な都市建築の時代要請を背景に、「環境」の視点から新しい都市・建築のあり方を問う教育機関「BeCAT」のセンター長には、福岡県出身で九大工学部建築学科卒の世界的な建築家、重松象平氏(48)が着任する。重松氏は建築設計集団OMAのパートナーおよびニューヨーク事務所代表で、米カリフォルニア州メンロパークの「FACEBOOK WILLOW CAMPAS」や、福岡市の再開発ビル「天神ビジネスセンタービル」の設計を手掛けた。

 JR九州は「美咲が丘の大規模開発を手掛け、糸島市は力を入れてきた地域。九大へのアクセスも良く、可也山が見えるロケーションの計画地で、学生の優れた創作意欲を引き出してもらい、世の中に一つしかない建物を創り、このようなプロジェクトを今後も続けていければ」と話している。

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