糸島新聞
1917(大正6)年創刊

毎週木曜日発行 購読料 1カ月 900円(税込)1部 225円(税込)
糸島新聞社
福岡県糸島市前原東1-8-17
TEL:092-322-2220
FAX:092-324-5115
itoshin@blue.ocn.ne.jp

ニュース
News List

「食」「農」「学」の三本柱『寺子屋しましま』OPEN

2021.08.6

居場所となるトレーラーハウス前でスタッフや子どもら

 糸島の子育て支援団体「糸島しましまプロジェクト」(しましまPJ・阪井麻紀代表)は、糸島市志摩小金丸にトレーラーハウスを使った、子どもの居場所「寺子屋しましま」を8月1日、オープンした。「親も子どもも孤立、孤独を防ぎ、楽しく子育てを」をモットーに、子ども食堂と市民農園、塾が一緒になった新しい子育て支援の形が動き出した。

 しましまPJ代表の阪井さん(48)が、主婦や学生ボランティアと共に運営スタッフとして、子どもたちに自然栽培の農業を体験してもらい、大学生ボランティアが学習サポートを行い、食事を提供していく。利用は無料で、夏休み期間中は31日まで火曜日以外毎日開催。小3から中3までの参加者を募集している。

 1日には、学習支援スタッフとして西南学院大学国際文化学部教員の伊東未来(みく)さん(40)や歌手で産業カウンセラーの山田なな子さん(37)ら4人のスタッフが、市内外から参加した3歳から小5まで8人の子どもたちと一緒に学習や無農薬・無化学肥料のしましま農園で野菜の収穫体験、食事作りなどに取り組んだ。

 しましまPJではこれまで、子育て支援の取り組みの中で福島や熊本、朝倉などの被災地への支援活動に続き、昨年は「困りごとを抱える家庭の力になれば」と無償の弁当配付「とりあえず食べんしゃい」(4カ月で約2600食配布)を行ってきたが、さらに支援の輪を広げたいと「寺子屋しましま」を立ち上げた。

 「自然と触れ合い、自分たちで作った野菜を調理して食べる体験をさせたい」「子どもの3食の準備に疲れてしまい、昼食を何とかしたい」と希望する子育て中の保護者や、「一日中独りぼっち」「ゲーム以外の暇つぶしが無い」という子どもに向けて利用を募っている。「ストレスを発散できる環境です。辛くて誰にも弱音を吐けない時など、気楽に来てもらえる場所でありたい」と阪井さんらスタッフ。

 9月からは隔週土曜日開催予定で、活動を継続するための寄付も受け付け中。クラウドファンディングはQRコード=写真=から受付。もしくは銀行か郵便局口座にて。福岡銀行は糸島支店(255)普通2270934。郵便局は記号17490番号88384061。いずれも名義は「一般社団法人糸島しましまプロジェクト」。振り込みの際は振込人名に続き電話番号を入力のこと。問い合わせは阪井さん=080(3979)2964。

ニュース一覧